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区から届いた健診の受診券、封筒のまま棚に置いていませんか。
「元気だから今年はいいか」「どうせ毎年同じだし」——外来でよく伺う言葉です。でも健診は、元気なときに受けるからこそ意味があります。今日は、豊島区で健診・検診を受けるときに知っておきたいことを、年代別に整理してお届けします。
「健診」と「検診」、実は別ものです
似た言葉ですが、役割が違います。
- **健診(健康診断)**は、今の体が健康かどうか、病気の危険因子が潜んでいないかを確認するもの。結果をもとに生活習慣を見直し、病気にならないようにするための「一次予防」です。
- 検診は、がん検診や歯科検診のように、特定の病気があるかどうかを調べるもの。早期発見・早期治療で重症化を防ぐ「二次予防」です。
つまり両方に別々の役割があります。「健診を受けたから、がん検診はいらない」とはならないのがポイントです。
年代別・受けられる健診
当院では、次のような各種健診を受け付けています。
- 39歳以下の方:定期健康診断
- 40〜74歳の方:特定健診(いわゆるメタボ健診。生活習慣病の危険因子を調べます)
- 75歳以上の方:後期高齢者健診
- お勤めが決まった方:雇用時の健康診断
豊島区の健康診断は、お電話でご予約いただけます。当院に通院中の方は、診察のときに主治医にご相談ください。対象となる方や実施時期は年度によって変わりますので、区から届く案内・受診券をご確認ください(豊島区以外にお住まいの方は、区によって対応が異なるためお電話でご相談ください)。
がん検診も、地域の病院で受けられます
がん検診は、早期発見のためのいちばん確実な手段です。豊島区のがん検診も、当院でお電話にてご予約いただけます。
なかでも当院は豊島区の胃がん内視鏡検診に対応しています。「胃カメラはつらそうで…」という方もご安心ください。当院の内視鏡検査は、鎮静剤を使う方法を含めて検査のやり方を相談しながら決められます。区検診では、後日の検査結果のご説明は無料です。
大腸の検査についても、便潜血検査で「陽性」が出たときの大腸内視鏡検査に対応しています。下剤をたくさん飲むのが難しい方のために、少量の下剤で行う一泊入院での検査(65歳以上の方が対象)もご用意しています。
受ける「時期」のコツ
- 受診券が届いたら、早めに予約を。年度末が近づくと駆け込みで混み合い、希望日に予約が取りにくくなります。
- 「マイ健診月」を決める。誕生月など、毎年同じ時期に受けると決めてしまうのが、受け忘れないいちばんのコツです。
- 去年の結果と見比べる。健診は1回の数値より「変化」が大切です。結果票は捨てずに保管を。
「要再検査」が出たら——そこからが本番です
健診でいちばんもったいないのは、「要再検査」の紙を見て、そのまま引き出しにしまってしまうことです。
当院では、健診で異常値を指摘されたあとの二次検査のご相談を、平日はもちろん土曜の外来でもお受けしています。受診の際は健診の結果票(できれば過去の分も)をお持ちください。検査項目に応じて適切な診療科のご案内もできますので、「この結果、どうしたらいいの?」という段階でお電話いただいて大丈夫です。
また、「ふつうの健診では物足りない」という方には、臨床の最前線に立つ医師が一人ひとりの結果を診る当院の人間ドックという選択肢もあります。
ご予約・お問い合わせは、お電話(03-3953-5555・代表)で**「健康診断の申込」**とお伝えください(胃がん検診は「豊島区胃癌検診の申込み」、再検査は「二次検査の申込み」)。詳しくは公式サイトの健康診断・人間ドックのページをご覧ください。
健診で生活習慣の見直しを勧められた方は、血圧が高くなる前にできることもあわせてどうぞ。
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