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このたび、としま昭和病院のオウンドメディア「としまの診療所だより」を開設しました。最初の記事では、私たちがこのメディアに込めた想いをお話しさせてください。
病院は、病気を治すだけの場所ではありません
長く地域の医療に携わる中で、私にはずっと考え続けてきたことがあります。それは、「病院の役割は、薬を処方して病気を治すことだけなのだろうか」という問いです。
血圧の薬をお渡しするだけなら、数分の診察で済むかもしれません。けれど、その方がどんな暮らしをしていて、何を楽しみに生きていて、何に不安を感じているのか。そこに耳を傾けなければ、本当の意味でその方の健康を支えることはできない——そう感じる場面に、何度も出会ってきました。
だから私たちは、こう考えることにしました。
一人ひとりの人生を大切にする。不安や心配を取り除いて、安心して生きられるように。
患者さんの人生も、スタッフの人生も、「ひとりの人」として接し、「その人の人生」をより良いものにするお手伝いをする。薬を処方するだけの医療ではなく、予防医学から、介護、自立支援まで。地域のために。
それが、当院の合言葉「その人らしく生きる」を支える。に込めた意味です。
「みんなにやさしい病院」であるために
としま昭和病院の理念は、「みんなにやさしい病院」です。病院に来るどんな人にも、そして病院で働くすべての職員にも、寄り添い共に生きることができる”やさしさ”を大切にしています。
そのために、私たちは3つの約束をしています。
- 患者さんを急がせません。 診察室でも、リハビリでも、その方のペースを尊重します。
- 家族の不安を置き去りにしません。 介護や看取りの悩みも、ご家族と一緒に考えます。
- 職員の誇りを削りません。 支える側が自分らしくあってこそ、やさしい医療が生まれると信じています。
このメディアでお届けしたいこと
「最近、なんとなく体調が優れない」「親の介護がそろそろ限界かもしれない」「薬ばかり増えていくのが不安」——そんな気持ちを抱えたとき、いきなり病院の診察室に行くのは、少し勇気がいるものです。
「としまの診療所だより」は、その一歩手前で、あなたのそばに置いてもらえるメディアでありたいと思っています。病気になる前の予防医学の話。介護で疲れてしまう前に知ってほしい制度や工夫の話。そして、この病院で働く職員たちの、飾らない素顔。
読み終えたときに、「この病院なら、私の話を聞いてくれそうだ」と少しでも感じていただけたら、これほど嬉しいことはありません。
これからも、週に数回のペースで、やさしい言葉の記事をお届けしていきます。どうぞ、お茶でも飲みながら、ゆっくりお付き合いください。
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